
帝塚山住宅郡について
帝塚山地域について
大阪市南部に位置する帝塚山地域は古くから高級住宅街として人気をあつめてきました。
都市部の住宅地でありながら、「聖天山風致地区」に指定されており、建築物の高さや建蔽率など規制が厳しく、
外観などの色彩や植栽についても基準が設けられているエリアです。
1997年、帝塚山姫松にて、ワイズデザイン建築設計室は創業いたしました。
デザインフィロソフィをベースに、設計を通じて住まれる方々、周辺の環境、地域社会に喜んでいただけるような
建物を創ることで社会への恩返しをしてまいります。

デザインの考え方
私たちは6つのデザインフィロソフィに基づき統一性のある設計を行ってきました。
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建物をセットバックさせ、両サイドに植栽を植えることで、街並みに対しては優しく、またお隣とのミドリの連続が生まれるような期待を込めています。
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中庭は室内からミドリを楽しむと共に居室の延長としての広がりを感じさせてくれます。また住宅の奥まで光を入れることができます。
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深い庇は日差しを調整し、また外壁を雨から守り耐久性を向上させます。また水平ラインが伸びやかさを生じさせます。
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プライバシー・セキュリティに特に敏感な地域であり、ルーバーやガラススクリーンにより外部からの視線を遮りつつも風は通し、プライバシー確保に配慮しています。
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自然素材・鉄・石(庵治石・御影石)・杉板化粧型枠コンクリート打放しなどを使用し、有機的で温かみがある素材を使用することで、変化を楽しみ、街に馴染んでいきます。
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年月の変化に伴い、家族構成も変化します。変化に対応できるように構造的に配慮し間仕切りが変更しやすいプランを心掛けています。
変遷と取り組み
1997年から2024年までの約27年間で80棟以上の実績があります。
道路に面する土地の一部に植栽を設けることや、地球環境を考えたデザインにより
地域社会に配慮した街並みを形成してまいりました。
創業の地である帝塚山地域は私たちワイズデザインにとって、とても大切な場所です。
この地域が、住みよく緑が溢れる街になる事を願っております。
私たちはこれからも建築を通して、
この地域に住まれている方々や社会へ恩返しをし続けていけるよう、地道な努力をしてまいります。
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1997年
1棟 -
2010年
28棟 -
2024年
80棟
弊社では、この27年の歳月をかけて作り上げた帝塚山の住宅群は
2018年に大阪市都市景観建築賞(大阪まちなみ賞)奨励賞、GOOD DESIGN AWARD 2020を受賞しました。
第37回 大阪市景観建築賞にて奨励賞を受賞
「帝塚山地域における住宅郡」
「帝塚山地域における住宅郡」にて受賞(2020年)
街並み「20年の歳月をかけて作り続けた、
帝塚山地域における住宅郡」